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新しい家に引っ越したのだが、すでに引っ越しを考えている。


前のステイ先で一緒だった雅ちゃん(24歳女性)はアメリカ生まれ日本育ち、両親は日本人のアメリカ人。日本と違い出生地主義を取っているアメリカで生まれれば自動的にアメリカ人になれる。
アメリカ人ということは、彼女はビザがなくても好きなだけアメリカにいていいし、合法的に働くこともできる。
そんな彼女が映画学校の先輩がレントしていた家の契約を引き継ぎ、独り立ちすることに決めた。

が、借りたのは2LKの一軒家。家賃は$1400/月。もちろん一人では払えないので、ルームメイトを募集することにした。プライベートスペースの大きさによって家賃は異なり、雅ちゃんはプライベートルーム(小)に住み、$470/月。
同じ映画学校の19歳の男の子と23歳の男の子がリビングに住みたい!!と言い、二人で$470/月のレントを割る。
彼らは来年の三月で日本に帰国するので、とにかく安く済ませることが第一条件。雅ちゃんも気心の知れた相手なのでOK。
そして残った一番大きなプライベートルーム($500/月)に空きがあり、ステイ先にうんざりしていた私が「入居したい」と言って、四人での生活が始まった。

高いレントを払わなくていいし、自炊をするので食べたいものを作れる。誰からも「コレするな」「あれしろ」と言われない生活が始まると思っていたのだけど、そのためにまずすることがあった。
インターネットの契約や電機会社への連絡など、生きていくうえでどうしても必要なことがアメリカでももちろんある。ただ、問題となってくるのは英語力。男の子たちは全くと言っていいほど英語がしゃべれない+「それは俺たちの仕事じゃない」と言わんばかりの態度で雅ちゃんに丸投げする。
私は仕事で英語を使わないといけない環境にいるので、雅ちゃんの英語力よりは高い。そして電話慣れしている。(ただしアメリカの生活の基準とか、そういう常識的なことは弱い)
電気会社に電話したとき、私がアメリカの常識をわかっていなかったため、オペレーターのお姉さんと全く持って話が通じなかった。困り果てた私はビルにお願いして、雅ちゃんの代わりに電話をしてもらうことにした。(*1)
ビルは快く了承してくれて、電気の問題は解決。

また、インターネットのログイン名とパスワードを前の住人から聞き忘れてしまったため、ネットが使えない状態にあったのを、ビルが設定しなおしてくれて、みんながネットを使える環境にしてくれた。(*2)


だけどこの家にはもう一つ大きな問題があった。ガスコンロがないのだ。
最初雅ちゃんもこの家を出るつもりだったので、彼女の先輩が売ってしまったのだ。それ以来ホットプレートでしのいでいる。
何回も「コンロ買おうよ」と持ちかけたが、みんな学生なのでお金を使いたくない。さらに言うと、「よし、買おう!!」と誰も言い出したくないのだ。
また、みんなが入居した日がバラバラだから、掃除などの共通ルールが全くないまま約一か月が過ぎていた。私も我慢の限界だったので、雅ちゃんに頼んで話し合いを行った。

その話し合いで浮き彫りになったのは、私の感覚と彼らの感覚がだいぶずれていること。
私はアメリカに来てもうすぐ一年。アメリカ人と遊ぶようにしていたため、感覚がだいぶアメリカ人寄りになってきている。
雅ちゃんもアメリカに来て一年くらいだけど、彼女のいる環境は日本人が多い。
男の子たちはまだ半年もたっていないので普通の日本人の感覚。

話し合いをしても、だれも「じゃあこれからそうしよう」とは言わず、「そうする??そうする??…」と言って黙ってしまう。日本人ってこんな感じだった…と思いだした。
また、その時に男の子たちから「自分たちの共有のものを使わないでほしい」と言われた。彼らはこの家に引っ越してくる前に二人でルームシェアをしていて、その時に買ったバスマットや調味料などをこの家に持ってきているという。それを使ってほしくないと言い出した。まあ主張はわからんでもないけれど、だったら名前書いとけよと思ったことは内緒。

結局その話し合いでコンロを買うことにはならなかったし、ほとんど何も決まらなかった。
何の実りもなかった話し合いの後、23歳の子と雅ちゃんが私のところに来て、ビルを家に連れてくるのをやめてほしいと言ってきた。
彼らの主張としては、
*私たちはまだ一緒に暮らし始めて一か月もたっていない
*まず先に四人での関係を作りたい
*ビルがもうすぐUCLAに帰ってしまうのはわかっているけれど、ここは私たちの家でもあるので…

たしかにこのルールを確認する前に何回かビルを連れてきてしまったのは私の落ち度だったので、二人には謝ってビルにその旨を伝えた。

ビル激怒。

彼の主張はこちら。
*英語もできないくせにアメリカで暮らそうとして、困ったときに誰が助けたと思っているんだ
*アリスが一番レントを多く負担しているのに、彼女に対してその扱いはひどい
*アメリカでは彼氏とか彼女を泊めたり連れてくるのは普通。何しにアメリカ来てるんだ
*困ってももう二度と助けてやらない

ビルは大学で日本語も勉強しているし、日本文化も勉強している。ただ、面と向かって「来ないで」と否定されたのは初めてだったので少なからずショックを受けている。日本人特有の「内と外」の文化に触れたのも初めてだったし、「お前は外の人間だ」と分類されたことのショックが大きかったようだ。


いったん区切ります
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