ADMIN TITLE LIST
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


<8月31日・水曜日>

寝れなかったので朝5時に目が覚めました。これ以上この暑い布団にいても寝れないと判断し、さらに今日は絶対にそんなに寝れないと判断。朝食を買いにコンビニへ行きました。
甘いものが大好きだったっていうおばあちゃんにもチョコレートの菓子パンを一つ買って、あとは適当におにぎりやサンドイッチなんかを買って戻りました。
テレビをつけて一通りのニュースを見た後、「きっとこの後2~3時間は同じニュースしかやらん」と判断し、あえて海外の怪しげな通販番組を見てました。
そうこうしてるうちに6:30くらいになり、母が起きてきたので、二人でもそもそと朝食を食べる。母もやっぱり暑い&うるさいので寝れなかったらしく、二人で「もうちょっとエアコン何とかしてほしいね」と笑いあったりしてました。気づいたら母はソファーでうとうとしてたので、私はテレビのボリュームを下げて芸能ニュースを見てました。
そしたら急に私の携帯電話に着信が。ディスプレイは「03**************」。
あーきっとお姉ちゃんの職場からだ…と思って、「もしもーし?」と出た。

「モシモシィ」
…(゜Д゜)??
聞いたことある声…
ダンだ。いったいどうして?

「Alice,can I talk to you now? I lost my wallet in the night bus」
まじでか…orz

*ここからは面倒なので日本語でお送りします*

「バス会社がすでにバスの中に僕の財布があるって確認したんだ。パスポート、飛行機のチケットは別のところにあったから僕は帰れる。でも、成田までの交通費がないから成田に行けない。お願いだからバス会社に僕のイギリスの住所を教えてあげてほしい」
「ハニー、ごめんなさい、今あなたの住所を書いた手帳を持っていないの。後で必ずやるから待っていて。それに今葬式会場にいるから、ちょっと待ってね、外に出るわ」
控室に戻ってペンだけ持って、あわてて外に出る。が、車の音がうるさい…。
「ダン待って、あなたは今どこにいるの?」
「東京駅の交番だよ」
一年間日本にいて少し日本語が喋れるといっても、さすがに不安そうでちょっと泣きそうな声。
私でもそんな状況にあったら泣きたくなる。ここはまずダンを落ち着かせる作戦に出ようと判断した私。
「いい、おまわりさんに頼めばお金を貸してくれるよ。後で私が絶対に返しに行くか文字色ら、頼んでみて」
「えー、できるかなぁ…」
そうだよねえ、私でもいやだよそんな恥さらしなこと。
「ダン、ちょっと日本人の人と変わってもらえる?私から頼んでみるわ」
ちょっと待ったら日本人の男性が出てくれた。ダンから説明されたことを一通り日本語で説明される。
片言の日本語をしゃべる外国人を保証する日本人が出てきたことで向こうも少し安心した様子。そして肝心のお金の話になった。

「すみません、大変お手数なんですけど、そのイギリス人男性に成田までの交通費を貸してあげてください。お金は私が責任を持って返しますので。郵送でも、口座振り込みでも、そちらのご都合のいい方法で必ず返しますので」

が、警察としては口座振り込みも郵送もできれば避けてほしいそうだ。(たぶん今いろいろうるさいから)

「東京駅の交番ってなかなか来ないですか?」
「ごめんなさい、私愛知県の人間でして…。あとですね、ちょっと私の祖母が昨日亡くなりまして、ちょっと名古屋を離れることができないんですよ…。あ、でも東京に姉がいるので、ちょっと遅くなってしまうかもしれないんですけど、週末までに姉に必ず持って行ってもらうようにしますので」
こちらの事情を素直に説明したら先方もわかってくれたので、ひとまず連絡先を確認し、もう一度ダンに代わってもらうことにした。

「ダン、大丈夫よ。話は取り付けた。お金は私が払うから。お姉ちゃんに持って行ってもらうことにした。だから、あなたは一刻も早く成田に向かって、フライトに遅れないようにして。いい?なにもかも大丈夫だから。あなたはフライトのことだけ考えてなさい。余裕があるならおまわりさんに成田エクスプレスの法肩も確認しなさい」
このセリフ昨日ダンが言ってたよと思いつつ、ひとまず安心して母のいる控室へ戻ってきた。
事情を説明して二人で大笑いして、「馬鹿だねえ」と言い合った。
そうしたらもう一回さっきの「03********」から電話。
どうやら先方さんがダンのボランティア団体とバス会社と交渉してくれたそうで、お金はボランティア団体が払ってくれることになったから、私の姉に頼まなくてもいいとのこと。
次に、私はバス会社に電話なりFAXなりをして、ダンの住所を教えれば向こうが送ってくれるとのこと。
一安心。母とも「よかったねえ」と言い合った。

10時ごろ叔父夫婦が交代でやってきてくれたので、私と母は家に帰り、シャワーを浴びたり喪服の準備をしたり。
私はバス会社と連絡を取り、海外ではなく私の寮の住所に着払いで送ってもらい、住所と連絡先をFAXした。
取り合えず葬儀のこと以外で考えることができたので、私はだいぶ気を紛らわすことができた。
スポンサーサイト

















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 壊し屋アリス。, All rights reserved.






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。